日体大柏父母懇のブログ

「私学をよくする全国父母懇談会」の学園単位「日体大柏父母懇」です^^

全私研参加報告~

7月31日(土)~8月1日(日)と、
第51回全国私学夏季研究集会(全私研)

佐賀県を発信元にオンラインで開催されました。
 
コロナ禍で昨年は中止~2年続けてはならない❗と、様々な困難を乗り越えての開催に心から感謝申し上げます✨


初日の全体会では、ペシャワール会PMS支援室」室長の
藤田千代子さんが記念講演。
 

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藤田千代子さん


藤田さんは、2019年12月4日(水)に銃撃によって命を落とされた、

中村哲医師とともに長年パキスタンで医療活動を続けてこられた方です。
生前の中村さんの活動を振り返りお話くださいました。

何年、何十年かかっても諦めず、パキスタンの農民が自立できるまで用水路事業、学校建設などを進める中村さんや会員、現地の皆さんの姿、そして、地面が干上がりひび割れて草木も生えなかった干ばつ地帯がすっかり緑に変わったシーンに、感動で震えました😭✨
現地農民は自らが耕した農場をバックに家族とともに幸せに暮らし、
「お腹いっぱいになれば、誰も戦争に行かない」
「人は忙しく働いていれば戦争のことは考えない」と😊
 
中村さんは銃弾に倒れる以前から「自分がいてもいなくても彼らが自給自足できるようになるまで支援を続けて欲しい」と仰っていたそうです。
 
日程第1日目は418のアクセスがあったそうです💻
 
そして2日目は、27の分科会が開かれました。
ブログ管理者は千葉県内の高校の教室をサテライト会場にした第10分科会「父母・地域との共同」に参加。新潟、神奈川、愛知、京都、広島から7本のレポートが発表されました。
 
🔸児童・生徒には‘自分を取り戻せる第3の居場所’が必要~父母懇はそういう場。人は、人に必要にされてこそ幸せを感じる。
神社の社務所などを借りて教師・保護者・生徒で父母懇活動❗~生徒も立派な父母懇の構成員だ
 
🔸コロナで思うように集まれず保護者も孤立感が高まる中、規模を小さくして各クラスで「ミニ懇談会」を開き好評🎵 この高校は父母も学校づくりの重要な一員との姿勢、率直に語り合える学年教師集団づくりに取り組んでいるそうです
 
🔸40年間の父母懇活動の歴史をもち、「ひとりぼっちの父母をつくらない」と、学校内にとどまらず地域懇談会を県内各地で行い、参加した保護者から「帰り道、心が軽く笑っている自分がいた」との感想も寄せられた
 
🔸毎日発行している「学級通信」で生徒~保護者と信頼関係が強まり、
「いま助成を受けられているのは先輩の活動があったから」

「いま署名するのは後輩たちのため」
への共感を得て、教育署名への積極的な協力につながっている
 
など、とても参考になりました✨いっぽうで、

🔸子ども通う通信制高校の学費は約100万円/年と高すぎる!困難を抱えて全日制高校に通えない子どもたちの受け皿である通信制高校への助成金拡充を、と訴える保護者の方のお話が衝撃的でした。。。今後の運動の中の要求に加えるべきですね✊
 
この分科会だけでも全国で100名近くが参加し、ブログ管理者は3人の先生方と有意義な時間を過ごしました。
 

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やっぱり父母懇イイです~✨
ひとりぼっちで悩んだり不安がっていたりしても前に進めない。父母懇で思いを共有でき、知識とつながりを広げたら、希望が持てる世界が見えてきます。実現に何年かかろうとも、仲間がいれば明るく楽しく前に進めます🎵